タイで観る華やかな女子プロゴルフ! 世界最高峰のツアーはパタヤへ
ビッグトーナメント開催コースとして世界基準に達しているゴルフ場がタイには数コースある。日本ゴルフツアーと共催したことで知られているアジアンツアー主催「タイランドオープン」。米国女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」。また、2018年末には日本vsタイ親善対抗戦「アマタ・フレンドシップカップ」も催されたばかりだ。
今回は今年2月に開催された定番イベント「ホンダLPGAタイランド」をピックアップしていきたい。
「ホンダLPGAタイランド」の行われたサイアムカントリークラブ・オールドコース。
今年で13回目を迎えたホンダLPGAタイランドは2月21日(木)~2月24日(日)の間、パタヤの名門コースのサイアムカントリークラブ・オールドコースで開催された。2019年シーズン第4戦目で賞金総額は160万ドル。世界の女子トッププレーヤーが集うイベントだ。
タイの伝統衣装を身にまとう参加選手たち。
2018年世界ランキング1位のアリヤ・ジュタヌガン(タイ)ら、世界のトップ選手70名が集結した。日本勢は畑岡奈紗、上原彩子、新垣比菜、山口すず夏が参戦。日本のホープの畑岡奈紗は63位という結果だった。今大会は、エイミー・ヤン(韓国)が通算22アンダーで優勝を飾った。
初日のスタート組合せ表。
ツアー観戦でのポイント
ホンダLPGAのタイランドへは、日本とは違い試合用のギャラリーバスは用意されていないため会場まで車の用意が必須。入場チケットは大会ウェブサイトでの販売が中心だが、当日でも購入が可能で60歳以上の方は無料となる。チケットには特設会場へ入場可能なVIPチケットと通常チケットがある。
2月で比較的涼しい時期だが、そこはやはりタイ。熱中症と日焼けへの対策は必要だ。
タイ国内外からゴルフ好きのギャラリーが集まる。
お目当ての選手がいる場合は、その選手に同行しながら試合を見ることもできる。コース内アウト・インの各スタートホールには、ギャラリー用スタンドが特設されているので全選手のプレーを見ることもできる。
最終日は勝敗の決まる18番グリーン周辺が人気のスポット。
この他にも、サイアムカントリークラブ・オールドコースの中で好きなホールを見て回るなど、自分の好きな観戦スポットを探すこともひとつの楽しみだ。
ツアー最終日は18番ホールが人気。
ラウンド中以外の過ごし方
会場にはギャラリープラザと呼ばれるスペースが常備されている。トーナメントオリジナルグッズが購入できるのもここだけだ。軽食からドリンクなどもあるがレストランはない。各ブースにはゴルフアトラクションもあり、週末は家族ギャラリーで賑う。
ギャラリープラザで休憩ができる。
もし、ラウンド終了後クラブハウス前で人気選手のサインが希望なら、混み合う最終日は避けたほうがベター。1日目や2日目のホールアウト後が狙い目だろう。
ラウンド後には選手にサインをもらえることも。
2月末のタイはパタヤでラウンド。そして、米LPGA選手の迫力あるプレーを観に行くプランも一つの手だ。
【データ】
大会名:ホンダLPGAタイランド
会期:2019年2月21日(木)~2月24日(日)
会場:サイアムカントリークラブ・オールドコース
住所:50 Moo 9, T.Pong, A.Banglamung, Chonburi 20150,Thailand
URL:https://hondalpgathailand.com/
FB:https://www.facebook.com/lpgaThailand/
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