バンコクの壮大なパノラマが一望できるタイで一番高い場所にある展望台「マハナコーン・スカイウォーク」
次々と高層ビルが建設され、次々と新しい話題のスポットが生まれるなど、ここ10年の間でものすごい勢いで発展を遂げているバンコク。その中でも、2016年に完成した地上314m、78階建ての超高層ビル「キングパワー・マハナコーン」は、今のバンコクを象徴する存在としてその名を轟かせています。目玉となるのは、78階の展望台「マハナコーン・スカイウォーク」。昨年11月にオープン以来、連日多くの観光客が詰めかけている、バンコクの新観光スポットです。ゴルフをしない日は、話題のスポットへでかけてみませんか?
ビルの開業は2016年。2018年11月に展望台がオープン以来、連日多くの観光客が詰めかける
ドイツ人建築家、オーレ・シェーレン氏がデザイン
さて、「キングパワー・マハナコーン」は、タイで免税店を展開するタイ屈指の財閥・キングパワーが所有するビルなのですが、とにかくまず驚されるのが、その独創的なデザインです。天空に突き抜けるように伸びたビルは、今にも崩れ落ちてきそうなスリリングな風貌なのです。全面ガラス張りになったフラットなビルを、ピクセル状のリボンが空に向かって巻き付いているような様は、見方によってはドラゴンが巻き付いているようにも見えるかもしれません。そのボコボコと崩れているように見える部分は「スカイボックス」と呼ばれ、なんと宙に浮いた状態が味わえる構造になっているんだそうです。これは、「人間活動を外部へと露出」させるというデザインコンセプトの元に造られているのだとか。
ドイツ出身の建築家のオーレ・シェーレン氏は、2015年に世界一の建物に選ばれたシンガポールのコンドミニアム「ザ・インターレース」や、北京にある中国中央テレビCCTVの本社ビルなど、とにかく奇抜なデザインで有名な人物。ぜひ、世界をあっと驚かせる唯一無二のデザインのビルを間近で眺めてみてください。
崩れ落ちそうな独創的なデザインの「キングパワー・マハナコーン」はどこか近未来的な雰囲気も
免税店、ホテル、レジデンス、ホテル、展望台を擁するビル
「キングパワー・マハナコーン」は、1階がVRで空へ舞い上がる体験ができる「マハナコーン・スカイライダーズ」、2〜4階が免税店、1〜18階はもう間もなく開業予定の「オリエント・エクスプレス・マハナコーン・バンコク・ホテル」、23〜73階は高級レジデンス「ザ・リッツカールトンレジデンス」、76〜77階は素晴らしい夜景を見ながら食事が楽しめる「マハナコーン・バンコク・スカイバー」、そして、74、75階と78階はバンコクのダイナミックなパノラマが一望できる展望台「マハナコーン・スカイウォーク」といった構成になっています。1日中楽しめる充実した施設ですね。
VR技術で大空へ舞い上がる体験ができる「マハナコーン・スカイライド」
76、77階に7月にオープンしたばかりの「マハナコーン・バンコク・スカイバー」は、タイで一番高い場所にあるレストラン&バー
地上314mの展望台でスリリングな体験を!
マストで訪れるべき最上階の展望台「マハナコーン・スカイウォーク」で、ぜひ体験していただきたいのは、4×12mという世界でも屈指の広さを誇るガラス板から地上を見下ろすこと。開業時タイで一番の高さを誇った超高層ビル「キングパワー・マハナコーン」ですが、現在はタイで2番目の高さに。とはいえ、展望台としては依然、地上314mとタイで最も高い場所に存在します。ガラス板から眺めるスリリングな地上、そして素晴らしいバンコクの壮大な景色を、ぜひ心に刻んでください。
特に夕暮れ時のマジックアワーから街が煌めき出す夜への時間帯は何者にも代えがたい美しさです。
SNS映え抜群のスポットです
バーも併設。美しい景色を眺めならのドリンクは格別
夕刻〜夜に掛けては最も美しい時間
名称:MAHANAKHON SKYWALK(マハナコーン・スカイウォーク)
住所:King Power Mahanakhon,114 Narathiwas Rd.,Silom,Bangrak,Bangkok
TEL:02-677-8721(9:00〜18:00)
時間:10:00〜24:00(最終入場23:00)
定休:なし
URL:https://kingpowermahanakhon.co.th/
MAP:Googleマップで確認
記事に掲載された店舗や観光スポット、サービスなどの情報・写真は取材当時のものです。移転や閉鎖、サービス終了や変更などもありますので、ご注意ください。