ミシュランガイド・バンコクにも掲載! チェンマイ発カオソーイ専門店「オントン・カオソーイ」
チェンマイを中心としたタイ北部で愛されている名物麺料理「カオソーイ」。ミャンマーからラオスに北部に伝わり、その後、タイ北部へ伝わったと言われています。ココナッツミルク入りのカレースープに卵麺を入れ、さらに上にパリパリに揚げられた揚げ麺をトッピングしたカレーラーメンは、日本人の口にもよく合います。一度口にしたが最後、そのおいしさの虜になってしまう人も多いのです。
本場・チェンマイでは、名店と呼ばれるお店が多数存在しますが、バンコクでおいしいカオソーイをいただけるお店は限られています。そんな中、行列ができるほどの人気店があります。それが、BTSアーリー駅から3分ほどの場所に位置する「オントン・カオソーイ」。「ミシュラン・ガイド バンコク2020」において、ビブグルマンに選ばれているから、おいしさはお墨付き。
おしゃれなエリア、アーリーに2017年にオープン
最後の一滴まで飲み干したくなる 濃厚クリーミーなカレースープ
「オントン・カオソーイ」は、チェンマイで人気の「オントン・ヌードル」のバンコク店として、2017年にオープン。木のぬくもりを感じさせるカフェ風のおしゃれな店内で、全部で7種類のカオソーイが楽しめます。
ランチ時は瞬く間に満席状態に
まずはベーシックなカレースープにチキンが入った「カオソーイガイ」(79バーツ)をいただいてみましょう。ココナッツミルクがたっぷり入ったイエローカレーベースのスープはまろやかで濃厚。平打ちの卵麺によく絡みます。辛さは控えめでマイルドながら、その中にスパイスの香りもしっかり残し、スープを最後まで飲み干したくなるほどのおいしさ。じっくり煮込まれたチキンは箸で簡単にほろほろ崩れるほどに柔らかく、スープとの相性は抜群です。
チキンの他、ポーク(79バーツ)、シャンク(99バーツ/牛スネ肉)も用意されているので、お好きなものをチョイスしましょう。
クリーミーで濃厚なカレースープと、ほろほろのチキンが絶品の「カオソーイガイ」(79バーツ)。ドリンクは、甘酸っぱいローゼルのドリンク「ナムガチアップ」(39バーツ)
ココでしか味わえない変わりダネ スープなしカオソーイ
そして、実は「オントン・カオソーイ」の名物といえるのが、スープなしの炒めたタイプの変わりダネカオソーイ「カオソーイヘーン」。チェンマイの本店で提供されている人気メニューなのですが、本場・チェンマイでもドライカオソーイがいただけるお店はかなり希少。
香り豊かなカレーペーストで「カオソーイヘーン」は、通常のスープタイプに比べてパンチあるスパイシーな風味が口の中に広がります。とはいえ、卵も共に炒められているため、辛すぎず、ちょうどいい塩梅。
こちらはチキン(89バーツ)、ポーク(89バーツ)、シャンク(109バーツ)、チェンマイ風ソーセージ・サイウア(99バーツ)の4種類が楽しめます。
量はどちらもそれほど多くないので、ここはぜひ、お腹を空かせてスープタイプとドライタイプ、両方味わってみてはいかがでしょう。
汁なしタイプの「カオソーイヘーン」は全部で4種類。写真はチェンマイ風ソーセージ・サイウアをトッピングしたもの(99バーツ)
また、北タイ風カレー「ゲーンハンレー」(99バーツ)、北タイで親しまれているディップ「ナムプリック」など、チェンマイ料理も用意されているのが嬉しいところ。ぜひ、バンコクで本場の味を堪能しましょう。
2階席もあります
名称:Ongtong Khaosoi
住所:21 Phahonyothin Soi7,Samsen Nai,Phaya Thai,Bangkok
TEL:02-003-5254
時間:10:30〜21:00
定休:なし
URL: https://www.facebook.com/ongtongkhaosoi/
MAP:Coogleマップで確認
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