タイゴルフツアーのツボ

ベルギー発!逆輸入タイ料理店「ブルーエレファント」

タイ料理は必ずしもタイ発祥のものだけが美味しいとは限らない。バンコクにある指折りの高級タイ料理店のひとつ「ブルーエレファント」は2002年、ベルギーからタイに逆輸入された。
BTSスラサック駅の目の前にある好立地で、コロニアル様式の館が丸々ブルーエレファントの店舗になっている。外観からして高級感が漂うレストランではあるが、驚くほど敷居が高くなく、居心地がいい。ホスピタリティーとはこういうものなのだと、バンコクで改めて感じさてくれる店でもある。
どことも違うのに「本物」のタイ料理を楽しみたいなら、このブルーエレファントに足を運ぶべきだろう。

タイでのゴルフでお腹が空いたら…バンコクの高級タイ料理店「ブルーエレファント」の外観
BTSスラサック駅前にある洋館が「ブルーエレファント」。

有名タイ料理家が嫁ぎ先のベルギーで開業

「ブルーエレファント」はベルギーにあったタイ料理店がタイに進出してきた。彼の地でベルギー人と結婚したタイ人料理研究家ヌーロー・ソマニー・ステッペさんが1980年に開いたレストランが元になっている。瞬く間に人気店になり、ヨーロッパ各地に展開し、2002年にタイにやってきた。

駅前という好立地にあるブルーエレファントのバンコク店は、築100年以上と言われるコロニアル様式の洋館に入居する。店内はまさに洋式の豪邸といった趣で、着席した当初こそ雰囲気に圧倒されるものの、サーブの優しい声かけやタイ人らしい笑みに癒やされ、次第に心が和んでくる。

バンコクの高級店の中でも後発の部類に入るレストランではあるが、そういった上質な空間と、間違いのない味わいから、タイ政府観光庁の公式サイトでも紹介されるほどの店になった。

タイでのゴルフでお腹が空いたら…バンコクの高級タイ料理店「ブルーエレファント」の内装
外観だけでなく、中も古い洋館の雰囲気を醸している。

厳選された材料で作られる最高級のタイ料理

ブルーエレファントのおすすめ料理はメニューに赤字で記されている。日本語のメニューもあるし、辛さは赤い象のマークで示されており、タイ料理初心者でも安心して注文ができる。

それでもどんなものを頼んでいいかわからない場合、他店と比較しやすい「チキン・グリーンカレー」(480バーツ)などを選ぶといい。どことなくヨーロッパの雰囲気を感じさせるグリーンカレーはほかのレストランでは絶対に楽しめない。

食材はすべて厳選されたものだ。例えば白米はほかと同じようにジャスミン米であるが、これが上品な香りを醸す。白米のほかにタイ東北部にあるシーサケット県産の赤米(1人前90バーツ)もあり、食べ比べてみれば同じ料理でも米によって違った一面を見せてくれる。

タイでのゴルフでお腹が空いたら…バンコクの高級タイ料理店「ブルーエレファント」の「グリーンカレー」
上品な味わいのグリーンカレーと、東北産の厳選された赤米。

デザートもまた素晴らしい。タイのトラディショナルなメニューのほか、爽やかなココナッツアイスクリームなど、様々なものが用意されている。甘さも控えめで大人の男性でも十分に楽しめる。辛めの、かつ脂っこいタイ料理のあとに胃を休ませるにはぴったりだ。

高級店ではあるものの、200バーツ台からあり、高い料理でも1000バーツくらいが料金の設定になる。想像よりはずっと安いし、価格水準以上のサービスがあるので、支払後の満足感も高いこと請け合いである。

タイでのゴルフでお腹が空いたら…バンコクの高級タイ料理店「ブルーエレファント」のデザート
デザートも各種揃う。また、コースメニュー(2200バーツ~)もある。

日本の自宅でも楽しめるブルーエレファントがある!

そんなブルーエレファントの料理は、実は自宅でも楽しめる。ブルーエレファント・バンコクの店舗内には物販スペースがあり、オリジナルグッズ各種のほか、菓子類などが販売される。

中でも注目したいのは、ブルーエレファントの味がそのまま封印されたレトルトパックがあることだ。カレー各種やトムヤムスープ類などがレトルトになっているので、土産物としても利用できるし、日本に帰ってから自宅でブルーエレファントを再び楽しむことも可能だ。価格は150バーツ前後なので、リーズナブルである。

さらに、シーフードや肉料理に使われるタレも瓶詰めなどで売られている。タイ料理でなくても、日本でエビやイカを焼いたとき、あるいは焼き肉などをタイ風に食べたいときに便利。これらも100バーツ台、あるいはそれ以下で手に入る。

タイでのゴルフでお腹が空いたら…バンコクの高級タイ料理店「ブルーエレファント」の物販スペース
物販スペースも帰る前に立ち寄っておきたい。

もし滞在中にブルーエレファントまで足を運べなくても安心してほしい。ブルーエレファントの料理キットは「ビッグC」など大手スーパーの棚にも並んでいる。高級店ゆえにブルーエレファントのブランドが定着し、買い求めやすいのもまた魅力のひとつだ。

滞在のタイミングが合えば、料理教室もおすすめしたい。ブルーエレファント創始者はタイ料理研究家であり、そんな彼女のテクニックやレシピを余すことなく教えてくれる、最高級で、最先端のタイ料理教室でもある。在住外国人にはレストランとしてだけでなく、クッキングスクールとしても有名なのだ。

タイ料理の高級店は数あるが、実績と実力ではブルーエレファントはトップクラスと紹介しても過言ではない。せっかくタイに来たなら、こういった最高級タイ料理もぜひ堪能していただけたらと思う。

【データ】
名称:Blue Elephant Bangkok
住所:233 South Sathorn Rd., YanNawa Bangkok
時間:11:30~14:30、18:00~22:30
定休:なし
最寄り駅:BTSスラサック駅
URL:https://www.blueelephant.com/
地図:Googleマップで確認

KEYWORD

記事に掲載された店舗や観光スポット、サービスなどの情報・写真は取材当時のものです。移転や閉鎖、サービス終了や変更などもありますので、ご注意ください。

お問合せ電話番号
TELをタップしてお問い合わせ!
0120-562-193
このページの先頭へ