タイゴルフツアーのツボ

タイで本格イタリアンをリーズナブルに食べるなら「バジリコ」の一択!

バンコクは世界の食堂である。世界的に見て希有なほどに豊富なタイプの飲食店が揃う。東京も同じように称されるグルメタウンだが、値段の点で比べると、バンコクに軍配があがるのではないかと思う。激安店ではわかりにくいが、高級店になればその差は顕著に現れる。

近年のバンコクは和食の人気が著しいが、外国料理の王道といえばイタリアンである。なかでも欧米の料理店が少なくなかった時代から人気だったイタリアンがいくつかある。そういった店は、総じてリーズナブルな店ばかりだ。

そこでおすすめしたいのが「バジリコ」である。バンコクに3店舗あるこのレストランは、特にスクムビット通りソイ33の支店が立地的に便利だ。しかも、気兼ねなく入れる雰囲気もあり、在住のイタリア人も足を運ぶ店である。ここではそんなバジリコを推していきたい。

ゴルフ後のディナーもしくはオフの日のランチで。イタリアンレストラン「バジリコ」の「生ハムとスモークサーモンのピザ」
生ハムとスモークサーモンのピザ。選択に迷ったらハーフ&ハーフも可能。

バジリコが人気の理由とは?

「バジリコ」で足を運びやすいのは、日本人向けの飲食店が多いBTSプロンポン駅から徒歩圏内にある、スクムビット通りソイ33の店舗だ。周囲は白人向けのナイト・バーなどがあるので夜間は子連れでは行きにくいかもしれないが、周辺は治安もよくて、安心して訪れることができる。

このレストランの人気の秘密は本格的な味わいにある。ピザは炭火の釜で焼かれるし、レストランで使う食材のおよそ8割はイタリアからの輸入品に頼る。また、野菜や肉はオーガニックや高品質のものを厳選するので、本格的イタリアンの味わいをそのままに、健康的な料理が供されるということで絶大な人気を誇る。

ゴルフ後のディナーもしくはオフの日のランチで。イタリアンレストラン「バジリコ」の外観
バジリコのスクムビット33店の外観。

また、料金も100バーツ台~300バーツ台が中心。日本円にして一品が1000円前後といった安さもまたいい。本格的な料理に対して驚くほどにリーズナブルなのだ。その分、店もドレスアップして訪れる必要はなく、観光時のいつもの服装でも問題ない。

こういった気軽さが、バジリコがこの地で2005年からずっと人気店であり続けてきた理由なのである。

ゴルフ後のディナーもしくはオフの日のランチで。イタリアンレストラン「バジリコ」の「ルッコラのサラダ」
ルッコラのサラダなど、前菜も充実している。

パスタとピザはそれぞれ20種類以上ある

バジリコは日本人がイメージするイタリア料理のほとんどがあると言っても過言ではない。値段が安いために種類が限定されていそうなイメージだが、席についてメニューを覗いてみると、目が眩むほどに料理名が羅列された様子に心が躍るはずだ。

イタリアンと言えばパスタにピザ。パスタは20種類以上があり、ピザもまた20種類が用意される。カルボナーラなどクラシックなパスタ料理から、スモークサーモンをふんだんに使ったわくわくするピザなど、たくさんの種類から選ぶのは大変なことだ。ピザは本場イタリアで使われる炭火を使った釜で焼いている。注文が入るごとにシェフが薄い生地にトマトソースやチーズ、具材を乗せて焼き上げる。バンコクの一角で本物の味に出会える瞬間だ。

ゴルフ後のディナーもしくはオフの日のランチで。イタリアンレストラン「バジリコ」の「カルボナーラ」
カルボナーラ。パスタ料理は麺を各種から選べる。

もちろんデザートも充実している。パンナコッタやティラミスなどの定番に人気があるようだ。手作りのデザートはシェフたちの心がこもっていて、メインディッシュに満たされた胃がデザートの甘みで和らいでいく。

ほかにも肉料理、魚料理が充実し、それに合ったワインも豊富に用意されている。最近はタイ人もワインを飲むようになり、また2017年にはタイは酒税改正されたもののワインだけが実質的に減税になって、今まさにタイはワインが注目されている。きっとワイン通をも唸らせる出会いがバジリコにあるだろう。

ゴルフ後のディナーもしくはオフの日のランチで。イタリアンレストラン「バジリコ」のデザート
デザートも充実で、ランチタイムにゆっくりとお茶も楽しめる。

バジリコ周辺にも見所がたくさん

バジリコのスクムビット33店がおすすめなのは、周囲に魅力ある店、見所が多数あるからだ。日本人向けの和食店だけでなく、女性に向いたスパや古式マッサージ店も少なくない。

それから、バンコク最高級とも言われる商業施設「エムクオーティエ」もある。ここは富裕層向けの高級デパートで、タイの流行最先端中の先端にある商品を扱っている店が立ち並ぶ。施設内の飲食店も充実しているし、「紀伊國屋書店」で日本語書籍だって手に入る。また、上階には空中庭園とも呼べるようなちょっとした庭があるので、観光に疲れた体をここで少し休ませ、そのあとにバジリコに向かって心を癒やすというのもひとつのルートだ。

ゴルフ後のディナーもしくはオフの日のランチで。イタリアンレストラン「バジリコ」の店内
バジリコの店内は大衆食堂の雰囲気で入りやすい。

郊外などにぽつんと離れたレストランは出発時に多少の覚悟が必要だが、バジリコのソイ33の店舗ならこうしてなにかのついでに立ち寄れるという気軽さがある。この店舗であれば日本人客も多い。それはつまり、店側も日本人を歓迎している証拠だ。

タイ滞在でタイ料理や和食に飽きたら、食べ慣れたイタリアンもいい。そこでおすすめなのが、リーズナブルで日本人向きのバジリコなのである。

ゴルフ後のディナーもしくはオフの日のランチで。イタリアンレストラン「バジリコ」の「ティラミス」
ティラミスも本格的で、手抜きは一切感じられない。

【データ】
名称:BASILICO PIZZERIA(Sukhumvit Soi33 Blanch)
住所:8 Sukhumvit 33 Sukhumvit Rd. Klongton-Nua Wattana Bangkok
時間:月~金11:00~14:30/17:00~23:00、土日11:00~23:00
定休:なし
最寄り駅:BTSプロンポン駅
URL:http://www.basilicopizza.com/home/index.html
地図:Googleマップで確認

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