【タイ・現地情報】プラユット首相・ワクチン接種を条件に120日以内に入国時の隔離を免除・開国する方針を発表
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タイ・プラユット首相、ワクチン接種を条件に120日以内に入国時の隔離を免除・開国する方針を発表
タイ・プラユット首相は2021年6月16日全国テレビの生放送で、
「国を完全に開放し、訪問者を受け入れ始めることができる日を先取りし、設定する時が来た」と述べ、政府は新型コロナウイルス対策で義務づけている入国者の隔離措置を、120日以内にワクチン接種済みを条件に全国で免除する方針を明らかにし、主要な観光地は準備が整い次第、徐々に再開していくと発表しました。
首相は、「国の迅速な再開は、パンデミックににより収入を得る能力を失った人々への計り知れない経済的困難を緩和するための重要な方法である」とも述べ、10月にも外国人旅行客の受け入れを本格的に再開する考えを示しました。
先行して、7月1日よりリゾート地プーケットにて試験的にワクチン接種済みの外国人旅行者を隔離無しで受け入れる「サンドボックス」を予定しており、その他の主要な観光地は準備が整い次第、徐々に再開していくと明言しました。
プラユット首相は、国内旅行についてはすべての県をまたぐ移動に関しても、禁止または規制なしで行う必要があるとも述べ、それにより新しい深刻な状況が発生した場合はケースバイケースで対応・検討していくとも述べました。
また、新型コロナウィルスの感染拡大のリスクを減らすため、10月までに国民の7割以上に当たる約5000万人に、少なくともワクチンを1回接種することを目指し、現在新しいワクチンメーカーとの交渉も続けており、すでにファイザー・ジョンソン&ジョンソン・モデルナ・アストラゼネカ・シノバック・シノファームの6つのワクチンメーカー等と、年内に1億550万回分のワクチンを調達する契約を結んだとも明らかにしました。
このワクチン接種計画により7月以降、平均して月に約1,000万回のワクチン接種が可能になり、10月の初めごろには国民の7割以上に当たる約5000万人が少なくとも1回目のワクチン接種を受けれるようになると伝えています。
会見の最後に首相は、
「私は、隔離なしで開国すればどんなに感染対策を準備しても、感染者数の増加を引き起こす可能性があり、今日の決定はリスクが伴うことを知っています。しかし、私たちはある程度のリスクを抱えて生活をする準備をし、それを管理可能なレベルに保ち、人々が生計を立てることができるように戻さなければなりません。私たちは、他の多くの病気と同じようにこのウィルスの治療治療方法を学び、国は今進化しなければならない。」
と述べました。
【参考サイト】
Bangkok Post(英語)
THE STANDARD(タイ語)
Thai Rath(タイ語)
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