新型コロナウィルスの影響で、タイ国内の有名ホテルが事業売却を発表
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新型コロナウィルスの影響で、タイ国内の有名ホテルが事業売却を発表
世界的な新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の拡大により、各国の国境・都市閉鎖(ロックダウン)等の措置はすべてのビジネスに大きな影響を与えています。
特にホテル等の観光関連事業は、各国の都市閉鎖の発表の影響を大きく受け、宿泊料収入を中心とする売上が大幅に減少しています。中でもバンコクは他の県と違い閉鎖中の維持費等の負担も大きく、止むを得ず事業の売却を発表するホテルが多数出て来ています。
Colliers International(Thailand)Ltd. が発表した国内ホテル事業概況レポートによると、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策により国内外の旅行や移動が制限された為、観光事業が影響を受け成長率が低下しており、その結果2020年のタイに来る外国人観光客の数の伸び率は低下し、年間目標4,080万人という目標を達成できない可能性が高くなっている。
通常ならばハイシーズンである、2020年第1四半期の平均稼働率は51.50%に低下し、さらに3月の稼働率は20.80%に低下し、多くの人が宿泊していない為収益が上がらず減収になっています。しかし、維持費などの支出は未だ高いままになっており、その結果多くのホテルが廃業に追い込まれたり合弁での事業のパートナーを探すなどの対策に追われています。
そのような中、20店舗以上のホテルが事業を売却すると発表しました。
ホテル事業を売却する要因の一つとして、特にバンコク・プーケット・サムイ・パタヤ・チェンマイなどの観光地でのホテルの宿泊価格は前年に比べて比較的低価格で提供されていることも挙げられています。
事業売却を発表したタイ国内の有名ホテル
- アンバサダーホテル(Ambassador Hotel Bangkok)
- ザ・パトラホテル(The Patra Hotel)
- D・ヴァリー ディバ・バリーホテル(D Varee Diva Bally Silom Bangkok)
- シトラスホテル(Citrus Hotel)
- タイパンホテル(Tai-Pan Hotel)
- マーベルホテル バンコク(Marvel Hotel Bangkok)
- プレジデントパークホテル(President Park Hotel)
- ノボテル バンコク フェニックス シーロム ホテル(Novotel Bangkok Fenix Silom hotel)
- ゴールデンチューリップ ソヴェリンホテル(Golden Tulip Sovereign Hotel Bangkok)
- ラマガーデンズホテル(Rama Gardens Hotel)
- エンポリアムホテル&デパート( Emporium Hotel Bangkok)
- グランドスクンビットホテル バンコク(Grand Sukhumvit Hotel Bangkok)
- モンティエン リバーサイドホテル(Montien Riverside Hotel)
- ミレニアムヒルトン バンコク(Millennium Hilton Bangkok)
- マリオット エグゼクティブサービスアパートメント サトーン(Bangkok Marriott Executive Apartments)
- グランドダイヤモンド スイーツ ホテル(Grand Diamond Suites Hotel)
- ウェスティングランド スクンビット ホテル(The Westin Grande Sukhumvit Bangkok)
- ヒルトン スクンビット(Hilton Sukhumvit Bangkok)
- プルマン バンコク グランデスクンビット(Pullman Bangkok Grande Sukhumvit)
などのように、たくさんの有名ホテルが売却を発表しています。
予約・宿泊等の詳細は必ず各ホテルに確認するようにしてください。
【参考サイト】
BIZ PROMPT(タイ語)
記事に掲載された店舗や観光スポット、サービスなどの情報・写真は取材当時のものです。移転や閉鎖、サービス終了や変更などもありますので、ご注意ください。