タイ人日本語ガイドP-Golfのアテンド日記

【タイ・現地情報】タイ政府・新型コロナウイルス感染症対策の非常事態宣言の期限を7月末から8月末に再々々延長。国内に滞在中の外国人の査証の滞在期限も9月26日まで自動延長

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タイ政府・新型コロナウイルス感染症対策の非常事態宣言の期限を7月末から8月末に1カ月間再々々延長

タイ政府会見

2020年7月22日、タイ政府は新型コロナウイルス感染症対策で強権的な措置を可能とする非常事態宣言の期限を7月末から8月末に更に1カ月間延長することを、国家安全保障評議会のソムサック事務局長が22日の会見で明らかにしました。
国家安全保障評議会のソムサック事務局長は、今回の延長について「新型コロナウイルスの症例は世界中で依然として増加しており、世界中で1日あたりの平均の新規感染者が約20万人あり、予断を許さない状況が続いている。この感染を抑える為にこの延長が必要である」と述べました。

しかし、2020年8月の1カ月間非常事態宣言を延長する一方で、延長された非常事態宣言では「病気の蔓延を防止することのみを目的としており、政治集会を禁止することが目的ではない。」と述べ、これにより非常事態宣言における「人が集まる行為の禁止」による反政府集会等への取り締まりは出来ない事になりました。

【参考サイト】
The Government Public Relations Department公式サイト（タイ語・英語）

国内に滞在中の外国人の査証の滞在期限も手続きなしで9月26日まで自動延長

パスポート

タイ政府は7月21日の閣議で、今月の7月31日までだった国内に滞在する外国人の滞在期限のを、手続きなしで9月26日まで自動延長することを発表しました。これは、査証（ビザ）の種類を問わず、査証免除で入国した人も対象になり、同時に90日レポートも免除となります。

滞在期限の自動延長は新型コロナウイルス感染症による渡航規制などを受けた特例措置として、3月26日以降に滞在期限が切れる全ての外国人を対象に導入されていました。当初の滞在期限は4月30日でしたが、渡航規制が長引いたことから、7月31日まで延長されていました。

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