入国の流れ
飛行機がタイに到着したら、最初に入国審査(Immigration)があります。その際に必要なのは、パスポートと入国カード。入国カードは機内で配布されるので、その時に記入を済ませておきましょう。
飛行機を降りると、入国審査があります。入国審査には通常レーンとプレミアムレーン(PREMIUM LANE)があり、プレミアムレーンを利用できる人は優先的に手続きを進めることができます(※ゴルフタイランドのお客様はプレミアムレーンをご利用いただけます。詳しくはこちら)。
入国審査では帰り(出国)の航空券を見せるように求められることもあるので、準備しておくとスムーズです。入国審査が済むと、出国カードとともにパスポートを返されます。出国カードは出国時まで紛失しないようにしてください。入国審査が終わると、手荷物受取所で預けていた荷物を受け取り、税関カウンターへ。申告するものがある人は赤色の看板「GOODS TO DECLARE」のほうへ、ない人は緑色の看板「NOTHING TO DECLARE」のほうへ進み、到着ロビーへと向かいます。
出国の流れ
空港ではまず、航空会社のカウンターでチェックインをします。パスポートと航空券の提示が求められます。続く出国審査ではそれらに加え、入国時にもらった出国カードが必要です。入国カード同様、こちらも事前に記入しておきましょう。出国審査が終わると、あとは飛行機に乗るだけです。免税店での買い物や免税手続きなどを済ませ、指定時刻に遅れないように搭乗ゲートへ向かってください。
日本人はビザ不要、ただしパスポートの残存期間に注意して
観光目的での30日以内の滞在の場合、日本国籍であればビザは必要ありません。ただし、パスポートの残存期間が6カ月以上なければいけません(※チケット購入時点ではなくタイ入国時点での残存期間であることにご注意ください)。観光目的以外、または30日以上の滞在の場合はビザを取得する必要があります。滞在期間を延長する場合は、入国管理局での手続きが必要です(申請料は1900バーツ)。
持ち込み制限品について
電子タバコの持ち込みは約200万円の罰金!
タイには持ち込みが許可されない禁制品があります。麻薬やわいせつ物、一部の植物等というのは他国と同様ですが、気をつけたいのが電子タバコです。違反した場合は10年以下の懲役、または50万バーツ(約200万円)の罰金という、重い罰則があるので愛用者は十分に注意してください。一般のタバコであれば、1人250グラム、または200本まで持ち込めます。酒類も注意が必要です。現地の知り合いにと日本のお酒をお土産に持っていく人もいるかもしれませんが、持ち込めるのは1本(1リットル)以下。規定を破ると、没収または罰金が科されることがあります。
2万米ドル相当の外貨持ち込み時は要注意。出国は5万バーツまで
タイへのバーツ、外貨の持ち込みに制限はありませんが、2万米ドル相当の外貨を持ち込む際には税関申告が必要なので注意してください。申告漏れがあると、罰金が科されます。また、出国時のバーツの持ち出しは5万バーツまで(カンボジア、マレーシアなど近隣諸国への持ち出しは50万ドルまで)と制限されています。旅の終わりに5万バーツを超えて所持している場合は、両替をするなり、買い物をするなりしてバーツの所持金を減らしましょう。
空港からバンコク市内への交通手段
スワンナプーム国際空港からバンコク市内に向かう交通手段は、一般的なタクシー、リムジンタクシー、鉄道(エアポート・レイルリンク)の3つ。
タクシーは約400バーツ(約1,640円。1バーツ4.1円で計算。以下同)程度が目安ですが、料金をめぐってトラブルが発生する恐れもあるため、まだタイに慣れていない人にはおすすめできません。
最も安心で楽なのはリムジンタクシーです。定額の前払い制で、ホテルまでの時間も快適に過ごせます。ただしその分、料金も割高です。車種やホテルまでの距離によって幅はありますが、600バーツ(約2,460円)から2,600バーツ(約10,660円)ほど。また、バンコク市内は渋滞が多いので到着時間が読めません。普段は40分程度の道のりでも1時間以上かかることがあります。
渋滞を避けたいのであれば、エアポート・レイルリンクを使いましょう。バンコク中心部のパヤタイ駅まで30分ほど。朝6時から深夜0時まで運行しており、運賃も15バーツから45バーツ(約62円から185円)と安く済みます。一方ドンムアン国際空港からの交通手段はタクシーのみで、バンコクへの所要時間などはスワンナプーム国際空港とほぼ同じです。