4種類のカオマンガイが一度に楽しめる!バンコク・アーリーで大人気の「ジュブジュブカオマンガイ」
「カオマンガイ」とは、茹でた鶏を、その茹で汁で炊いたご飯に乗せて、ニンニクや生姜、チリなどを合わせて作ったピリ辛のタレを掛けていただく、タイの庶民的な屋台料理。元は中国は海南島で生まれた料理で、19世紀後半頃に東南アジアへ渡った者たちによって広められたのがルーツになっているのだとか。
鶏を茹で、そのスープで米を炊くという極めてシンプルな料理だけに、素材の良さや調理時の丁寧さやこだわりが如実に表れるメニューともいえます。行列ができるお店のカオマンガイは、ふっくらジューシーなチキン、スープがしっかり染み込んだツヤツヤのごはん、濃厚なピリ辛ダレが三位一体となって素晴らしいハーモニーを生み出しているのです。
評判の高い名店はバンコク内にいくつもありますが、「ジュブジュブカオマンガイ」は、バンコクでおそらく唯一、カオマンガイ4種盛り合わせという豪華メニューを打ち出し、地元タイ人はもとより、在住日本人の間でもファンが多い名店です。
日本人の間でも大評判のカオマンガイ専門店
日本語もできる美人オーナーが真面目一筋に作り続ける
「ジュブジュブカオマンガイ」があるのは、BTSアーリー駅3番出口を降りてすぐ右側にある、Piyawan Towor脇の細い路地、もといアーリーソイ1への抜け道に軒を連ねる屋台のコンテナ群の中。
日本語も話せる美人オーナー・ジュブさんが、毎日丁寧に作るカオマンガイは本当に評判が高く、ランチ時はテイクアウトする人で行列ができるほど。営業時間内に売り切れてしまうこともしばしばなのです。
BTSアーリー駅を下車したら3番出口へ
階段を降りるとこんな感じ
階段を降りてすぐ右手側のビルの脇に屋台群が伸びています。この中程に「ジュブジュブカオマンガイ」はあります
4種の味を堪能すべし!
「ジュブジュブカオマンガイ」の特徴は、すでに述べている通り、通常の「茹で鶏」、カラリと揚がった「揚げ鶏」、唐辛子・マナオ・各種ハーブで和えたピリ辛のイサーン風「ガイセープ」、ちょっぴり和風の「照り焼き」と、4種類のカオマンガイを用意していること。
1種なら40バーツ、2種で50バーツ、3種60バーツ、4種なら100バーツです。オーダーの際に「何種類?」と聞かれるので、気分とお腹の空き状況によってオーダーしましょう。
ですが、やはり初めて訪れるなら豪華4種盛りのオーダーはマスト! 大きなお皿に4種のカオマンガイが美しく盛り付けられ、真ん中には鶏ガラで作ったスープが鎮座。
スープがよく染み込んだふっくらツヤツヤのご飯に乗せられたチキンのなんとジューシーでぷりぷりなこと! 加えてベーシックな茹で鶏タイプにかけるタレ「ナムチム」の奥深い味わい! いざ、運ばれてきた4種盛りを前に「ちょっと量が多いかも?」と思うのもつかの間、それぞれの違ったおいしさを楽しんでいるうちにあっという間に完食してしまうこと、間違いなしです。
こちらが豪華なカオマンガイ4種盛り(100バーツ)
アフターゴルフや、ゴルフをしない日、おしゃれなカフェやレストランが点在するアーリー・エリアを散策に来たら、ぜひともバンコク唯一の豪華4種盛りカオマンガイを堪能してください。
明るく朗らかなオーナー・ジュブさん(写真中央)と、愉快なスタッフたち
【データ】
名称:Jub Jub Khao Man Kai
住所:Phaholyothin Rd.,Samsennai,Bangkok(Piyawan Tower横)
TEL:086-608-6302
時間:6:00〜14:00、17:00〜22:00(なくなり次第終了)
定休:無休
MAP:Googleマップで確認
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