タイのミシュランシェフが手がける絶品ぶっかけ飯 話題のカオラートゲーン食堂「サムデイ・エブリデイ」
「アジアのベストレストラン50」にバンコクから多くのレストランがランクインしたり、2018年より「ミシュランバンコク」が発行されるなど、今、世界のグルマンたちの間で大きな注目を集めているバンコクのダイニングシーン。厳選された素材が、シェフの独創的なアイデアによってクリエイティブなひと皿に生まれ変わる……。そんな料理をいただくひと時は非常に素晴らしい時間なのですが、予約を取るのはなかなか大変だし、もちろんお値段もそれ相応……となると、なかなか気軽に足を運べるものでもありません。
しかし、一流のミシュランシェフの味を、驚くほどリーズナブルな価格でいただける食堂があるのです!それが、今年2月にオープンした「サムデイ・エブリデイ」。
雑貨ショップ、カフェ、レストランが集まる話題のリノベーションスポット「Warehouse30」内にお店はあります
元「ナーム」のオーナーシェフ、デヴィッド・トンプソンがプロデュース
「サムデイ・エブリデイ」は、ショーケースにずらりと並んだおかずから好きなものを自由に選ぶいわゆるぶっかけ飯食堂なのですが、プロデュースしているのは、なんと元「ナーム」のデヴィッド・トンプソンシェフ。「ナーム」は、世界で初めてタイ料理としてミシュランの星を獲得したロンドン発のタイ料理レストラン。その後、2013年にバンコクにてラグジュアリーな5つ星ホテル「メトロポリタン」内に2号店をオープンさせて以降は、「アジアのベストレストラン50」「世界のベストレストラン50」の上位を毎年賑わす存在となっています。つまり、デヴィッド・トンプソンシェフは世界にその名を馳せるスターシェフなのですが、2018年に自ら築き上げた「ナーム」を離脱。その後の動向が注目される中で、打ち出してきたのがぶっかけ飯食堂という意外性。話題にならないはずがありません。
今、一番注目を集めるぶっかけ飯食堂
2階のイートインスペース
おかずはなんと70バーツ〜とリーズナブル
ガラスのショーケースには毎日作りたてのおかずが20種ほどずらりと並んでいるので、好きなものを選びましょう。ライスの上に掛けてもらう場合は1品70バーツ。他のおかずと味が混ざらないようにしたいという時や、何人かでシェアしたいという場合はボウルに盛ってもらうと良いでしょう。ボウルに別盛りにする場合は1品100バーツと、非常にリーズナブルかつ明朗会計。毎日通ってしまいたくなる気軽さです。
毎日約20種のおかずやスイーツが並びます
気になるおかずを指差しで注文しましょう
こちらは料金表。明朗会計です
上品な味わいはさすがスターシェフの味
タイならどこでも見かけるぶっかけ飯スタイルとはいっても、そこはやはりスターシェフが手がけているだけあり、ハーブ使いやスパイス使いにはっとさせられるポイントがたくさん。手間暇かけて丁寧に仕込まれたメニューの上品かつキレのある味わいは、一度口にしたら虜になってしまうに違いありません。
明るい日差しが降り注ぐ広々とした2階のイートインスペースで、ぜひ一流シェフの味をたっぷりと堪能してください。
グリーンカレー、かぼちゃのカレー、ナスの炒めもの、タイ風豚の角煮
気軽にスターシェフの味を楽しみましょう
【データ】
名称:Someday Everyday
TEL:061-435-6658
時間;11:00〜18:00
定休:なし
URL: https://www.facebook.com/somedayeverydayrestaurant/
地図:Googleマップで確認
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